小説あとがき

【雨宿り】本にするにあたってのあとがき

「雨宿り」は分岐小説です。書いた当時の事を鮮明に思い出します。斎藤さんと全くタイプの違う左之助さんを対照的に描くことを目標にしていました。斎藤さんらしさ、左之助さんらしさ、斎藤さんに対する千鶴ちゃん、左之助さんに対する千鶴ちゃんを描き分けたい。薄桜鬼をプレイしていて楽しいのが、ヒロインが攻略キャラによって、様々な魅力をみせる部分です。わたしの中で、斎藤さんは斗南で夫婦になるまで雪村千鶴と情を交わすことはないので、「雨宿り」は特異な物語だなと書きながら思っていました(今もその気持ちは変わりません)原千をしっかり書いたのも、この作品だけです。斎千を書く事が圧倒的に多い中、原田左之助に想いを寄せる雪村千鶴を描くのは不慣れで非常に緊張しながら書きました。とても思い出深い作品です。